楽団紹介

本楽団は、「美しい音色と良いアンサンブルで質の高い演奏を」を合言葉に1974年に設立されました。設立以来、文化都市倉敷市にふさわしい熱気に満ちた楽団として地域に根差した活動を地道に行っており、1982年には岡山県文化功労章、1985年には倉敷市文化連盟賞、2004年には岡山県三木記念助成金、2006年には福武文化奨励賞を受賞しました。

主な活動として年1回の定期演奏会を実施しており、その他に倉敷音楽祭やご依頼を受けての演奏会などに参加しています。(「活動のあゆみ」参照)

定期演奏会の客演指揮者には、早川正昭氏、フォルカー・レニッケ氏、堤俊作氏、古谷誠一氏、湯浅卓雄氏、金洪才氏、佐渡裕氏、星出豊氏、田中一嘉氏、田中良和氏、小出雄聖氏、増井信貴氏、小田野宏之氏、牧村邦彦氏、曽我大介氏らを招聘し、また、フルートの世界的巨匠ジャン・ピエール・ランパル氏をはじめヴァイオリンのイヴリー・ギトリス氏、和波孝禧氏、前橋汀子氏、豊田弓乃氏、景山誠治氏、漆原啓子氏、天満敦子氏、久保陽子氏、アナスタシア・チェボタリョーワ氏、ピアノの深沢亮子氏、伊藤恵氏、花房晴美氏、松本和将氏、チェロの岩崎洸氏、安田謙一郎氏、山崎伸子氏、オーボエのディートヘルム・ヨーナス氏、茂木大輔氏、トランペットの津堅直弘氏、ホルンの松崎裕氏、ギターの福田進一氏ら、そして岡山県内で活躍中の音楽家達との共演も行っています。

演奏曲は、バロック音楽から現代曲までと幅広く、團伊玖磨氏作曲「管弦楽のための高梁川」や小六禮次郎氏作曲「瀬戸内賛歌」の初演を行うとともに、オペラではモーツァルトの「魔笛」「フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」、ビゼーの「カルメン」、J.シュトラウスの「こうもり」、フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」、プッチーニの「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」、團伊玖磨氏の「夕鶴」など、ミュージカル「11匹のネコ」「坂道は風の通り道」「温羅と桃太郎」、ヘンデルのオラトリオ「メサイア」、倉敷総合舞台芸術「バレエ&オーケストラの饗宴」、そして、さだまさし氏のコンサートや国民文化祭閉会式など数多くの舞台にも参加しています。

本楽団は、これからも地域の文化向上に寄与するために、多彩な演奏活動を続けてまいります。